일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

よあけまえ

夜明け前

島崎 藤村

島崎 藤村의 夜明け前(よあけまえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 205,629자 · 408화면

아오조라 문고

三

」

無尽加入のことを頼んで置いて、やがて寛斎は馬籠の本陣を辞して行った。あとには半蔵が上がり端のところに立って、客を見送りに出たお民や彼女が抱いて来た三番目の男の子の顔をながめたまま、しばらくそこに立ち尽くした。「気の毒な先生だ。数奇な生涯だ。」と半蔵は妻に言った。「国学というものに初めておれの目をあけてくれたのも、あの先生だ。あの年になって、奥さんに死に別れたことを考えてごらんな。」

「中津川の香蔵さんの姉さんが、お亡くなりになった奥さんなんですか。よほど年の違う姉弟と見えますね。」

「先生には娘さんがたった一人ある。この人がまた怜悧な人で、中津川でも才女と言われた評判な娘さんさ。そこへ養子に来たのが、今医者をしている宮川さんだ。」

「わたしはちっとも知らなかった。」

「でも、お民、世の中は妙なものじゃないか。あの宮川先生がおれたちを捨てて行ってしまうとは思われなかったよ。いずれは旧い弟子のところへもう一度帰って来てくださる日のあるだろうと思っていたよ。その日が来た。」

三

京都の方のことも心にかかりながら、半蔵は勝重を連れて、王滝をさして出かけた。その日は須原泊まりということにして、ちょうどその通り路にあたる隣宿妻籠本陣の寿平次が家へちょっと顔を出した。