후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
よあけまえ
夜明け前
島崎 藤村
島崎 藤村의 夜明け前(よあけまえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 205,629자 · 408화면
それでも京都方を安心させるため、宮様御降嫁の当時から外夷の防禦を誓い、諸外国と取り結んだ条約を引き戻すか、無法な侵入者を征伐するか、いずれかを選んで叡慮を安んずるであろうとの言質が与えてある。この一時の気休めが京都方を満足させるはずもない。周囲の事情はもはやあいまいな態度を許さなかった。将軍の上洛に先だってその準備のために京都に滞在していた一橋慶喜ですら、三条実美、阿野公誠を正使とし、滋野井実在、正親町公董、姉小路公知を副使とする公卿たちから、将軍入洛以前にすでに攘夷期限を迫られていたほどの時である。今度の京都訪問を機会に、家茂の名によってこの容易ならぬ問題に確答を与えないかぎり、たとい帝御自身の年若な将軍に寄せらるる御同情があり、百方その間を周旋する慶喜の尽力があるにしても、将軍家としてはわずか十日ばかりの滞在の予定で京都を辞し去ることはできない状態にあった。
しかし、その年の二月から、遠く横浜の港の方には、十一隻から成るイギリス艦隊の碇泊していたことを見のがしてはならない。それらの艦隊がややもすれば自由行動をも執りかねまじき態度を示していたことを見のがしてはならない。