일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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よあけまえ

夜明け前

島崎 藤村

島崎 藤村의 夜明け前(よあけまえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 205,629자 · 408화면

아오조라 문고

二

近衛忠熙は潜み、中川宮(青蓮院)も隠れた。

二

香蔵は美濃中津川の問屋に、半蔵は木曾馬籠の本陣に、二人は同じ木曾街道筋にいて、京都の様子を案じ暮らした。二人の友人で、平田篤胤没後の門人仲間なる景蔵は、当時京都の方にあって国事のために奔走していたが、その景蔵からは二人あてにした報告がよく届いた。いろいろなことがその中に報じてある。帝には御祈願のため、すでに加茂へ行幸せられ、そのおりは家茂および一橋慶喜以下の諸有司、それに在京の諸藩士が鳳輦に供奉したことが報じてあり、さらに石清水へも行幸の思し召しがあって、攘夷の首途として男山八幡の神前で将軍に節刀を賜わるであろうとのおうわさも報じてある。これらのことは、いずれも攘夷派の志士が建白にもとづくという。のみならず、場合によっては帝の御親征をすら望んでいる人たちのあることが報じてある。この京都便りを手にするたびに、香蔵にしても、半蔵にしても、いずれも容易ならぬ時に直面したことを感じた。

四月のはじめには、とうとう香蔵も景蔵のあとを追って、京都の方へ出かけて行った。三人の友だちの中で、半蔵一人だけが馬籠の本陣に残った。