후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠1
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠1(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,314자 · 398화면
「顔色青白く、眼は長く切れて、白い光を帯びた人ではありませぬか」
「その通り」
丹後守の無造作に頷く時、兵馬の眼は燃ゆる。
十六
「ああ、惜しいことをした、貴殿のおいでが三日早ければ……」
丹後守は、兵馬から机竜之助の身の上と、兄が遺恨のあらましを聞いて、兵馬の来ることの遅いのをくやんだが、
「どうも、あの宇陀の山を南に吉野山中に迷い込みはせぬかと思われる。ただいま人をかけて行方を捜索中であるが、もしあの山中へ迷い込んだことなら、容易に見つからぬ」
兵馬は、ひとたびは力を得、ひとたびは失望し、さてこの上は自分も吉野郡の山中へ踏み込んでどこまでも行方を探すばかりだと覚悟を決めました。
こう覚悟をきめてみると、ここに悠々としている必要はない、例の宝蔵院の槍のことも、この場合、強っての所望でもないのですから。
「よき手がかりを得て、かたじけのう存じまする。早速に拙者は仇のあとを追うて、吉野の方へ参ることに致しまする」
「それもよろしゅうござる、お留めは致さぬが、しかし兵馬どの、拙者の見受け申すところでは、その机竜之助とやらは稀代の遣い手である、ほとんど今の世に幾人とない遣い手である様子じゃ」