후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠1
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠1(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,314자 · 398화면
自分はそっと甲源一刀流の席の後ろにつこうとすると、首座の方に見ていた同流の高足広沢某が招きますから、会釈して延かるる座につき、木刀を広沢に預けて、さて机竜之助はいずれにありやと場内を見廻したが、姿が見えません。
組の順によって試合が行われます。いずれも力のはいる見物で、三十余組の勝負に時はようやく移って正午に一息つき、日のようやく傾く頃、武州高槻の柳剛流師範雨ヶ瀬某と、相州小田原の田宮流師範大野某との老練な型比べがあって後、
「甲源一刀流の師範、宇津木文之丞藤原光次」
審判が呼び上げる。この声を聞くと、少しだれかかった場内が引締まって黒ずんできます。
宇津木文之丞は生年二十七、下り藤の定紋ついた小袖に、襷を綾どり茶宇の袴、三尺一寸の赤樫の木刀に牛皮の鍔打ったるを携えて、雪のような白足袋に山気を含んだ軟らかな広場の土を踏む。少しの間隔を置いて審判が、
「元甲源一刀流、机竜之助相馬宗芳」
と呼び上げます。
机竜之助と宇津木文之丞、この勝負が今日の見物であるのは、それは机竜之助が剣客中の最も不思議なる注意人物であったからで、この中にも竜之助の「音無しの構え」