후리가나로 읽는 일본 고전
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たいらのまさかど
平の将門
吉川 英治
吉川 英治의 平の将門(たいらのまさかど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 232,193자 · 463화면
どうか受けとっていただきたい」
「貢物とは、おかしいではないか。贈り物なら、お受けしてもよいが」
「いや。純友どのは、あなたを、いつも帝系の御子として、尊敬しておられる。そこでついそんな言葉をつかわれたのであろうが、贈り物には、ちがいないのだ。どうです、坂東には、野の花々は、繚乱でしょうが、こんな都の花を、お内にあって眺めるのも、まんざら悪くはありますまいが」
「いや、ありがたい。そういう贈り物なら、折ふし、将門の身のまわりは、冬荒れのように淋しいところ。さっそく、その杯をまわしてもらおう。……草笛、注いでくれい」
と、将門は、彼女の方へ手をのばした。草笛は、年ばえ過ぎた花嫁のように、恥じらいながら、銚子の柄を把った。
――その姿態に、その横顔に、将門はふと、少年の遠い遠い日、厩舎藁の蒸れるなかで、童貞の肌に初めて知った館の奴隷の女奴――蝦夷萩のおもかげを、心に思い出していた。
糺問使
由来、武蔵野人種は政治的性格にはまったく欠けている。先天的に、狩猟の武勇を得意とする野性の民で、これの撫民は容易ではない。
その後も――
武蔵一国は、混乱のまま治まりがつかなかった。