일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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たいらのまさかど

平の将門

吉川 英治

吉川 英治의 平の将門(たいらのまさかど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 232,193자 · 463화면

아오조라 문고

人心鳴動

当然、貞盛もその方面の手に隠れて、危地を脱していたにちがいない。

それにしても、貞盛は、惨憺たる苦労をしたもののようである。

おそらく、身一つで木曾路へのがれ、やがて京師に辿りついたものであろう。さっそく、帰洛届と共に、将門の暴状を、太政官に訴え出た。その上訴文の一部に、彼自身、千曲川の難をこう書いている。

――寧ロ京師ニ上リ訴フル所アラント、二月上旬、東山道ヲ発ス。将門、謀ヲシテ、我ガ上京ヲ知リ、軽兵百余騎、疾風ノ如ク追躡シ来ル。二十九日、信濃小県国分寺ヲ通グルニ、既ニ将門、千曲川ヲ帯シテ待チ、前後ヲ合囲ス。我ハ小勢ニシテ大敗スルモ、貞盛ナホ天助アリ、山ヲ家トシ、薪ニ枕シ、艱難漸ク都ニ帰リ着クコトヲ得タリ……。

人心鳴動

この年(天慶元年)の頃、京都には、僧の空也という者があらわれて、辻に立ち、念仏をとなえ、念仏をすすめ、念仏即浄土の説教をし始めていた。

空也は、諸国を歩いて、貧者を見舞い、病人を扶け、橋を架し、道をつくろい、また地相を見ることに長じていて、どんな水の不便な所でも、空也が行って、井戸を掘ると、そこから水が湧いたという。

都の中にも、空也の掘った井戸が幾つもあって、その井を、街の人々は“弥陀の井”と、名づけたりした。