후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
たいらのまさかど
平の将門
吉川 英治
吉川 英治의 平の将門(たいらのまさかど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 232,193자 · 463화면
――玄明のことばによれば、もし為憲が指揮をとれば、少なく見ても、三千の兵馬はいつでも自由に駆使する力があるという。
貞盛は、相変らず賢明だ。決して、表に自分は立たない。
そして、為憲を、抱きこみ、
「もし、あなたが、わが家の恥辱をそそいで給わるならば――そして大きくは、治国と平和のために、兇暴将門を、討ち取ってくれるならば、亡父国香の田領の一半は、お礼として、あなたに献上しよう。……また、国家への功労としては、私から太政官へ申請して、かならず相当な官位叙勲のあることを、お約束申してもよい」
と、ことば巧みに、説きつけていた。
さなきだに、弓馬にかけては、自信のある為憲である。心を動かさないはずはない。
「私の言は、決して、空言ではありません。――かくの如く、いつにてもあれ、将門討伐の官命はあることになっているのです」
と、貞盛はなおも、官符の写しや、訴状に関する書類を示し、また中央における堂上の空気なども、つまびらかに、為憲に語って、
「いま、大功を立てようとするならば、将門を討って、太政官の嘉賞を賜う事が第一でしょう」
と、この血気なる地方武者を、煽動した。