후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,758자 · 383화면
恵瓊はからだがふるえた。これほど易々と――というよりは歓びをもって相手に容れられようとは思いもしていなかったからである。感激にふるえたのである。
と同時に、ひそかに恥じた。自分は僧侶であるが何かの場合、よくこの人のように死生に超然としていられるだろうか。死を受くるのに、顔いろもうごかさず、それを歓びとして迎えることができるだろうか――と。
「では、御承知下さいますな」
「御念には及びませぬ」
「御一族たちと御談合なくともよろしゅうおざるか」
「あとで告げます。みな共に歓んでくれましょう」
「それと。……甚だ申しあげ難いが、事は急を要しまする。信長の西下も一両日と沙汰されておりますゆえ」
「おそくも早くも、それがしにとっては同じこと。して、期日は」
「今日。……しかも午の刻までにせよとの筑前のことばでおざるが。午の刻までといっても、もう二刻半ほどのいとましかありませぬが」
「それだけあれば」
と宗治はうっすら笑って、
「死ぬには悠りと支度もできましょう。御僧には疾く立ち帰られて、宗治異存なき旨を、両軍へおつたえありたい。わけて長々微身をお目にかけられ下された主君輝元様。