후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,758자 · 383화면
諾
筑前はそう思うのだが御僧の分別はどうか」
「ごもっともにはござりまするが」
「――と真底、御僧もうなずくならば、なぜ御僧個人として宗治に会い、宗治に事態を告げ、自決をすすめんのか。――忠義な彼へ対して、主家より切腹は命じ難いであろ。しかし御僧からその主家の苦衷をよく伝えたら、宗治とても、己れの一死が、城中五千のいのちに代り、かつ毛利家の滅亡を救うものとなして、よろこんで自決するに違いないと思われるが」
それだけいうと、秀吉は軍務にかこつけて席を去った。生駒雅楽助や官兵衛はなおあとに残って、恵瓊をかこみ、さらにひとつの秘密を打ち明けた。
それは毛利方の上原元祐から秀吉へ宛てた幾通かの書簡である。元就の聟たるこの人さえ内通しているという事実を見せるために恵瓊へ特に示したのだった。恵瓊はついに決意した。自己をふるい起して高松城へ出向いた。もちろんそれは濁水に棹さして蛙ヶ鼻から舟で渡るのであった。
諾
水の城、孤立の城、高松のうちには将士や農民をあわせて五千のいのちが拠っていた。
「この水をのみ、壁を喰っても」
と、彼らは降伏を知らず、戦いにかたまっていた。
寄手の浅野、小西などの軍は、遠く海から山越えで運送して来た大船三隻を泛べ、それに砲を載せて城楼へ弾丸をうちこんだりした。