후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,758자 · 383화면
離
……折ふし、御発病とあれば、これも天の御庇護、どうぞ明日の御参列は、お見合わせ遊ばしますように」
「さあ。どうしたものだろう」
「ぜひにも、お取り止めなされませ」
「ほかならぬ、新君の御祝事ではあるしのう。……が、法印、好意は謝すぞ。ありがとう」
降りてゆく梯子の跫音へ、秀吉は蚊帳の中から掌を合わせていた。
離
彼は、眠ることが上手な人であった。
眠ろうと思うときに、どこでもすぐ眠れるということはやさしいことのようで実はむずかしい。
場所を問わず、また眼前の何事にもとらわれず、まつ毛をとじさえすれば、ごろりとなっても、物に倚りかかったままでも、すぐ寝られるのでなければならぬ。
しかも、ごくわずかな時を限って、思いのままに、眼をひらくと、直ちに、百年の眠りから醒めたるごとく、頭脳も肉体も一洗されて、
いざ。
と立ちどころに、大事小事を、行く水のごとく処理してしまうというような習性は――習性というよりは、ひとつの禅である。
秀吉の絶倫な精力と健康とは、彼の「眠り上手」にもあるといってもさしつかえなかろう。
努めるともなく、これに慣れたのは、年少放浪の頃、家なき子として、草の上でも、荒寺の床にでも、いわゆる大地を褥としていた当時の賜ものと思われる。