후리가나로 읽는 일본 고전
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あらじょたい
日本の文学 9 徳田秋声(一)
徳田 秋声
徳田 秋声의 日本の文学 9 徳田秋声(一)(あらじょたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 346,393자 · 692화면
四
新吉の着るような斜子の羽織と、何やらクタクタの袴を借りて来てくれたのも小野である。小さい口銭取りなどして、小才の利く、世話好きの男である。
料理の見積りをこの男がしてくれた時、新吉は優しい顔を顰めた。
「どうも困るな、こんな取着き身上で、そんな贅沢な真似なんかされちゃ……。何だか知んねえが、その引物とかいう物を廃そうじゃねえか。」
四
小野は怒りもしない。愛嬌のある丸顔に笑みを漂べて、「そう吝なことを言いなさんな。一生に一度じゃないか。こんな物を倹約したからって、何ほども違うものじゃありゃしない。第一見すぼらしくていけないよ。」
「でも君、私アまったくのところ酷工面して婚礼するんだからね。何も苦しい思いをして、虚栄を張る必要もなかろうじゃねいか。ね、小野君私アそういう主義なんだぜ。君らのように懐手していい銭儲けの出来る人たア少し違うんだからね。」
「理窟は理窟さ。」と小野は笑顔を放さず、
「他の場合と異うんだから、少しは世間体ていうことを考えなくちゃ……。いいじゃないか、後でミッチリ二人で稼げば。」
新吉は黒い指頭に、臭い莨を摘んで、真鍮の煙管に詰めて、炭の粉を埋けた鉄瓶の下で火を点けると、思案深い目容をして、濃い煙を噴いていた。