일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あねがわのかっせん

日本合戦譚

菊池 寛

菊池 寛의 日本合戦譚(あねがわのかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,771자 · 313화면

아오조라 문고

剣では、どうにも仕方がなかったのであろう。

数年来新選組は、京洛の地に於て、薩長の志士と睨み合っていたが、その清算が今度の戦争で行われたわけである。

その後、江戸に来ていた近藤勇に、依田学海が「伏見の戦争はどうだった?」と訊いたところ、彼は傍の土方歳三を顧みて「此の男に訊いてくれ」と云った。土方が、「これからの戦争は、刀や槍では役に立たぬ。鉄砲には敵わない」と、苦笑しながら答えたのは、有名な話である。

翌四日にも、幕軍は敗勢を返さんとして戦ったが、此日仁和寺宮嘉彰親王が、金甲馬に跨り、前駆に錦旗を飜して、陣頭に進まれたので、絶えて久しき錦の御旗を仰いだわけで、官賊の別が判然としたので、薩長の軍は意気軒昂となり、幕軍は意気沮喪して、いよいよ敗勢の著しいものがあった。

五日には、淀城附近で会津の槍隊が奮戦して、敵の隊長石川厚狭介などを斃したが、淀城の城主稲葉家は、例の春日の局の血縁で、幕府には恩顧深き家柄であるに拘らず、朝廷に帰順の意を表して、幕軍が淀城に拠るを許さず、また幕府のために山崎を守備していた津の藤堂家の藩兵は、天使を受けて帰順の意を表し、ひそかに薩長の兵をわが陣中に忍ばせて置いて、六日橋本に陣している幕軍を側面より砲撃せしめた。