후리가나로 읽는 일본 고전
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あねがわのかっせん
日本合戦譚
菊池 寛
菊池 寛의 日本合戦譚(あねがわのかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,771자 · 313화면
真田丸
その頃、薙髪していたので、伝心月叟と名乗り、大峰の山伏であるが、祈祷の巻物差しあげたいと云う。折柄修理不在で、番所の脇で待たされていたが、折柄十人許りで、刀脇差の目利きごっこをしていたが、一人の武士、幸村にも刀拝見と云う。幸村山伏の犬おどしにて、お目にかけるものにてはなしと云って、差し出す。若き武士抜きて見れば、刃の匂、金の光云うべくもあらず。脇差も亦然り。とてもの事にと、中子を見ると、刀は正宗、脇差は貞宗であった。唯者ならずと若武士ども騒いでいる所へ、治長帰って来て、真田であることが分ったと云う。
その後、幸村彼の若武士達に会い、刀のお目利きは上りたるやと云って戯れたと云う。
真田丸
東西手切れとなるや幸村は城を出で、東軍を迎え撃つことを力説し、後藤又兵衛も亦真田説を援けたが、大野渡辺等の容るる所とならず、遂に籠城説が勝った。前回にも書いてある通り、大阪城其物を頼み切っているわけである。
籠城の準備として、大阪城へ大軍の迫る道は、南より外ないので、此方面に砦を築く事になった。玉造口を隔てて、一つの笹山あり、砦を築くには屈竟の所なので、構築にかかったが、その工事に従事している人夫達が、いつとはなしに、此出丸を堅固に守らん人は、真田の外なしと云い合いて、いつの間にか、真田丸と云う名が、附いてしまった。