후리가나로 읽는 일본 고전
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あねがわのかっせん
日本合戦譚
菊池 寛
菊池 寛의 日本合戦譚(あねがわのかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,771자 · 313화면
した。
団右衛門も名代の豪傑であるが、大隅も幽霊から力を授ったと云う大豪の士で、その後江戸城普請の時、大隅受持の石垣がいく度も崩れるので、秀忠から文句を云われたとき「自分が鵄の尾の槍を以て陣したときは、一度も崩れたことがないが、石垣は無心のもの故是非に及ばない」と豪語した男である。
塙の首級は、暑気の折から損ずるだろうと云うので、家康に抜露しなかった。所がその夜、井伊掃部頭の陣中にいた女が、痞おこり譫言を口走る。「我も一手の大将なり。然るにわが首の何とて、実検に合わざるぞ。かくては、此度の勝利思いも依らず。我崇をなし、禍いを成さん」と。家康之を聞き「団右衛門は健気なるものなり、首は見苦しくとも実検せん」とて、法通り実検した。すると、女の痞は忽ち怠った。家康笑って、団右衛門ゆかりの者なるべしとて、調べると果して、団右衛門が不びんをかけた古千屋と云うものであった。
これに依って、戦国女性の気魄も分るが陣中に女を伴っていたことも分る。
片山道明寺附近の戦
道明寺は河内志紀郡にあって、大阪城の東南凡そ五里、奈良より堺に通ずる街道と、紀州より山城に通ずる街道との交叉の要地である。