일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あねがわのかっせん

日本合戦譚

菊池 寛

菊池 寛의 日本合戦譚(あねがわのかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,771자 · 313화면

아오조라 문고

然るに熊本からの報によれば、二十日か二十一日をもって開戦となろうとの事であるので、勅使の議はとり止めとなり、十九日には、征討の詔を下され、熾仁親王を征討総督に任ぜられた。山県参軍は二十五日に博多に着き、征討総督も川村参軍を従わせられて翌日に御着、本営を勝立寺に置き給うた。官軍がこの地に本営を置いた事は、策戦の上でどれ程有利な結果を来したか知れないのである。海陸運輸の便があり、嘗つて、北条氏、足利氏等の九州征略の際にも、博多はその根拠地となった程である。薩軍にして、若し早く此地を占めて居たならば、戦局は、多少異った方面に発展したに相違ない。

此役に於ける官軍の編成は、旅団が単位であるが、一個旅団は二個連隊、四個大隊であり、之に砲工兵各々一小隊が加って、総員三千余人だった。最初野津少将の第一旅団、三好少将の第二旅団、総兵四千ばかりに、熊本鎮圧、歩兵第十四運隊の凡そ二千余が加って居た。勿論これで薩軍に対抗は出来ないから、間もなく、

第三旅団 三浦少将

第四旅団 曾我少将

別働第一旅団、同第二旅団、大山少将

別働第三旅団 山田少将

等の編成が行われ、諸軍合せて、歩兵は五十五大隊、砲兵六大隊、工兵一大隊、騎兵及輜重兵若干、それにこの戦に特別の働があった警視庁巡査の九隊、総員凡そ五万人である。