일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まきのとみたろうじじょでん

牧野富太郎自叙伝

牧野 富太郎

牧野 富太郎의 牧野富太郎自叙伝(まきのとみたろうじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,045자 · 185화면

아오조라 문고

緑蔭鼎談

パパ〔イ〕ヤ、茘枝、竜眼など無論の事、コーヒー、丁字、胡椒、カカオなどの植物も盛んに繁茂して花が咲き実が実り、その他花の美麗な、また葉の美観な観賞草木を室内に充満する程栽え渡し、その植物間を自由に往来が出来るように路を通し、また大なる池を造り彼の有名な大玉蓮すなわちヴィクトリア、洋睡蓮、パピルスなどを養いて景致を添える。

処々にコーヒー店、休憩所、遊戯場などを設備し、また宴会場、集会所、演奏場などその他万般の設備を遺憾なく整え、中へ這入ればわが身はまるで熱帯地にいる気分を持つようにする。また動物は美麗な鳥、金魚のような魚、珍奇な爬虫類などを入れてもよいと思うが、動物は汚い臭い糞をひり出すのでその辺の注意が肝要である。

何をいえわが帝都の真ん中へ類の無い一つの別世界を拵える事であれば、これは確かに東洋、特にわが日本の誇りの一つにもなろう。私は東京市が思い切ってこのような大々的規模のものを作らん事を希望するが、小っぽけな予算でさえ頭を悩ましている現代では、とても右のような計画は思いも寄らない事で、マー当分は問題にならんならん。

緑蔭鼎談

昭和二十三年八月一日、東京都文京区音羽町三丁目十九番地、光文社発行の雑誌「光」