후리가나로 읽는 일본 고전
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まきのとみたろうじじょでん
牧野富太郎自叙伝
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 牧野富太郎自叙伝(まきのとみたろうじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,045자 · 185화면
「植物研究雑誌」の創刊
そんなことが続き続きして今日に至っていたわけである。九州辺へは六年も続けて行ったこともある。私は日本全国各地の植物採集会に招かれて出席し、地方の同好者、学校の先生等に植物の名を教え、また標品に名を附してあげたりした。私の指導した先生だけでも何百人といる筈だと思う。
だから、文部省はこの点で私を大いに表彰せねばいけんと思う。
植物採集会で古いのは横浜植物会であって、創立は明治四十二年十月であり、私はこの会の講師であった。創立当時には原虎之助・岡太郎・笠間忠一郎・松野重太郎・福島亀太郎・鈴木長治郎等の人が熱心にこの会のために尽し、後には和田利兵衛・久内清孝・佐伯理一郎氏等も加わったが、素人であって学校の先生も敵わぬ人も少なくなかった。この会は事務所を横浜市弁天通の丸善薬局に置いていた。
明治四十四年十月には、東京植物同好会が生まれた。私がこの会の会長となった。この会の方は田中常吉という人が世話人であった。
「植物研究雑誌」の創刊
私は自分で自由にできる機関誌がなければ不便なので、大正五年四月「植物研究雑誌」を創刊した。五十円程借金して第一巻第一号を出版する運びとなった。