후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
まきのとみたろうじじょでん
牧野富太郎自叙伝
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 牧野富太郎自叙伝(まきのとみたろうじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,045자 · 185화면
お役にたてば
ある日の閑談
だ、この博士の頭脳なればこそ各国優秀人の頭脳に伍して恥じぬものである、ただ脳の輸送は短時間が必要なので空輸しなければならない。
お役にたてば
右について牧野富太郎氏は語る。
私のような者の頭脳でも世界学界のため多少なりお役に立つ事になれば願ってもない喜びです。谷邨さんからお話があったので喜んでお引受した次第です。
ある日の閑談
時 早春のある日、外にはまだ冷たい風が吹き、薄玻璃のような空に白雲が流れている。
所 牧野博士邸の椽側、日はうららかに射し込んでいるが、かなりうすら寒い。
人 牧野博士(A)と編輯小僧(B)。
B「(卓上の花瓶を指して)先生、ニシキマンサクが咲きましたね。原稿を戴きに使いに出した女の人が先生から託されたと云ってこの花を持って来たとき、火の気のない寒い部屋に飾って春を待ったことをおぼえています。いかにも春の先触れといったような花で匂いも高いので、玻璃越しに空の晴れた日は、何かしら春の幻想に浸ることができました」
A「そうだ、まだ空襲の烈しい頃でしたね」
B「あとで終戦になった年の早春――そう、ちょうど今頃でした。先生が自費で出された『混混録』