후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
『下りるところを忘れてしまって住吉まで行ったんだよ。それから一停留場毎に下りて探して来たもんだからこんなに晩くなった。もうソロ/\九時だろうね?』と答える。『こいつは大笑だ。もう九時だろうは宜かったね。何うだい? 美代子。矢っ張り哲学者というものは時間と空間に超越しているだろう』と僕がゲラ/\笑う。君も笑う。家内も笑わざるを得ないやね。否応なしに笑わしてしまうんだ。尤もこれには坊ちゃんと小僧を予め買収して置く必要がある。僕は小僧の買収費が毎月大分かゝるよ」
「随分人知れぬ苦労があると見えるね」
とお父さんが笑うと、
「苦労の多い丈け楽みさ。冗談は兎に角、この寸法を一つ実地問題にしようじゃないか? 稀に来たんだから宜いだろう?」
と小川さんは返答によっては理論を応用する積りらしかった。
「御免だよ。僕は高級趣味は分らない」
「話せないね」
御飯が出るまでに小川さんは幾度もお酒を命じて大分赤くなった。酔うに連れて益※(二の字点、1-2-22)気焔が高まる。眼中最早奥さんなしだ。
「時に君、そんなに飲んでも宜いのかい?」
とお父さんがソロ/\案じ始めた。
「宜いさ。