후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
とお父さんは不服だった。
「昔は自分の都合で人を殺して置いて前世の因果と諦めよと言ったものさ。武将は皆虫が好い」
と三輪さんが言った。
「若し五郎が真実お城を乗取る料簡で成功しましたら、同村の私共の境遇も変っていたろうと存じます。私だって御家老の息子ぐらいにはなっていたかも知れません」
と徳さんは残念がった。
少時すると先刻の学生が通りかゝった。
「暑かばってん。今晩しこ物は読めん。乃公もはち行こうか?」
「はち来え。ノートどんきゃ投げろ!」
「善は急げじゃけん、きゃあ行こう!」
「きゃあ/\/\」
と全く鴃舌の感がある。
「喧嘩か知ら?」
とお父さんが怪んだ。
「否、至って平和です。今晩あたりは暑くて勉強が出来ないから新市街へ活動を見に行こうと相談が纒まったところです」
と秀夫さんが通訳をして呉れた。
「きゃあ/\いうのは賛成々々ですか?」
「否、単に語勢を強める為めの間投詞です。学校なら唯行こうですが、活動なんかは、きゃあ、行こうと真剣になります」
熊本弁が引き続いて話題を占有した。
「此処にも『おてもやん』といって熊本言葉を読み込んだ歌があります。徳さん、君の十八番じゃないか? 一つお土産に聞かせて上げなさい」