후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 161,356자 · 323화면
三
餓鬼振舞いにあった飢民の大群は、そばへ矢が飛んできても前方で激戦のわめきが起っても、大釜のまわりを離れなかった。
三
曹操は審配の計を観破していたので、数万の飢民が城門から押出されてくると、すぐ大兵を諸所に伏せて、飢民のあとをついて奔河の如く出てきた城兵を直ちに挟撃してこれに完全なる殲滅を加えた。
城頭では合図の篝を、天も焦がすばかり赤々とあげていたが、城門を出た兵はたちまち壕を埋める死骸となり、生けるものは、狼狽をきわめて城中へ溢れ返ってきた。
「今だぞ。続けや」
曹操は、その図に乗って、逃げる城兵と一緒に、城門の内へはいってしまった。彼はその際のいただきへ、二条まで矢をうけて一度は落馬したが、すぐとび乗って、物ともせず将士の先頭に立った。
しかし、審配は毅然として、防禦の采配を揮った。ために、外城の門は陥ちたが内城の壁門は依然として固く、さしもの曹操をして、
「まだかつて、自分もこんな難攻の城に当ったことがない」と嘆ぜしめた。
「手をかえよう」
彼は、転機に敏い。――頭を壁にぶつけて押しくらするような愚をさけた。
一夜、彼の兵はまったく方向を転じて、※水の境にある陽平の袁尚を攻めた。