후리가나로 읽는 일본 고전
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ふれんぞくさつじんじけん
不連続殺人事件
坂口 安吾의 不連続殺人事件(ふれんぞくさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,047자 · 322화면
「それで、みなさん、すぐ食堂へ戻られましたか」
「私はついでに用をたして戻りましたが、一馬も巨勢博士も、たぶん、そうだったようだね」
私がこう言うと、一馬と巨勢博士はうなずいた。
「三人御一緒に食堂へ戻りましたか」
「一緒に戻る理由も別にありませんからな、別々に戻ったようです」
「奥様と矢代夫人は、先に、一緒に戻られましたか」
「ちょッと調理場をのぞいたり、女中に言葉をかけたりなぞ致しましたけれど、私どもも別に一緒ということを意識致してはおりませんので、京子様が先でしたかも知れません」
「でも殆ど御一緒のようでしたわ。私も坪平のオカミサンに話しかけたりして、ちょッと調理場を眺めていたりしましたから。別になんという理由もなかったのですけれど」
警部は大きくうなずいた。
「そのとき調理場にはコーヒーの用意ができておりましたか」
「用意はできておりました」
あやかさんは決然たる視線でハッキリ警部を見つめて言った。然し声は、決意にも拘らず、さすがに自然に低かった。
「私たちが戻りますとき、ちょうどコーヒーのお茶碗が広間のそこのテーブルの上に並べられているところでした」
「お茶碗にはコーヒーがつがれていたのですか」