후리가나로 읽는 일본 고전
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ふれんぞくさつじんじけん
不連続殺人事件
坂口 安吾의 不連続殺人事件(ふれんぞくさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,047자 · 322화면
三 招かれざる客
歌川家へつくと、来客諸公は滝ツボへ水浴にでかけた由で、一馬とセムシの内海だけが私たちの到着を待っていた。
私は喋る力もない。一風呂あびると、ビールとサンドウィッチの中食をとり、目がとろとろ開かなくなって、部屋へ寝床をしいてもらって、寝こんでしまった。都会の暑熱に喘ぐ身に山の冷気は快適で、私が目をさましたときは、もう、たそがれていた。私の期待に一つ足りないものがあった。まだヒグラシがなかないのだ。月末には、なきだすだろう。顔を洗っていると、女中が迎えに来た。そこへ京子も迎えにきて、
「ようやく、お目ざめ。もう、みなさん、お酒めしあがってるわ」
「まったくグッスリねむったものだな」
私は大きなアクビをして、階下へ降りた。
三 招かれざる客
私は望月王仁が大の嫌いであった。尤も文壇で望月王仁が好きだという者はめったにない。才筆を鼻にかけて人を人とも思わない。礼儀作法を弁えず、人の面前で婦人に接吻はおろか、暴行強姦もやりかねない奴で、だから未だに独身で、天下の女はみんな俺の女のようなものだとうそぶいている。
けれども彼はジャーナリストに人望がある。それは奴が金ッぱなれがよいことと、ジャーナリズムは思想性よりも筆力で評価するから、彼の才筆に眩惑される。