일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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アラスカのひょうが

中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면

아오조라 문고

中には錦県やチチハル、牡丹江などからわざわざ出て来た人もあった。距離からいえば、東京で話をするのに下関や青森から集って来て貰ったようなわけである。いくら大陸では心理的の距離が短いといっても、この歓待振りにはすっかり恐縮してしまった。

私も心をひかれて、三時間ばかり一所懸命に今までに調べたことを話した。そして私はこういう熱心な聴衆というものを初めて経験した。

翌日も凍上調査の専門技術者だけに、もっと詳しい技術上の説明ないし打合せをしろというTの命令で、それも喜んで引受けることにした。これも三時間近くかかってすっかり疲れたが、こういうことで疲れるのはちっとも辞せないとこっちも度胸をきめた。

ところがそれから後が大変であった。殆んど毎晩のように、氷や低温に関する色々な研究をしている御連中が、入りかわり立ちかわって、うず高く積み上げたデータを持ってはやって来た。そして毎晩十二時過ぎまで色々な相談にあずかった。それ等の研究は、どれも真剣味のあるもので、また研究だけを見ても相当の業績と思われるものであった。

工学方面の実際問題も、結局基礎的研究から始めた方が、永い目で見ると早道であるという信念は、私たちが前から持っていた通りである。