후리가나로 읽는 일본 고전
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アラスカのひょうが
中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면
フェアバンクスにて
ときく。顔に似合わぬやさしい声なので、ちょっと意外であった。文身といっても、胸に十字架、両腕は鳩が羽を拡げて飛んでいる絵柄である。日本の倶利加羅紋紋とはちょっと気分がちがっている。しかしそうアラスカ馴染をたくさん作るのも考えものなので、「素晴しい土地ですね、大いに気に入りました」と御茶を濁して失礼した。
フェアバンクスにて
アラスカの第一夜は、ことなく明けた。フェアバンクス行の飛行機は、十時二十分離陸。アメリカ本国のお金持で、夏の旅行にきたという恰好の人が五、六人いる。事実アラスカの空の旅は、金持になったら是非一度はやるべき空の旅である。
アラスカ山脈の雪渓。マッキンレイの峻峰。見渡す限りの荒涼たるアラスカの大平原。その中を悠々と流れるユーコンの支流テナナ河の蛇行。すべて日本で考える景色とは、まるで桁がちがっている。阿寒の雄大な景色で観光客を云々などと気楽なことをいっていてもはじまらないということがよく分った。それにしても日本人のくせに、アラスカの空の旅などとは、いえた義理ではないのだが、これも雪と氷のお蔭である。
アラスカの図
北米第一の高峰二万三百フィートのマッキンレイと、雲の上で対面して、たいへんいい気持になって、フェアバンクスへ着いた。