일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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アラスカのひょうが

中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면

아오조라 문고

もっともそれは原理としては、という話であって、実際に氷河の氷を、アラスカから加奈陀を通り、アメリカ大陸のあの荒漠たる沙漠を横切って、シカゴまでもってくることは、大変な難事業である。しかしよいとなったら、そういうことを平気で計画し、すぐ実行に移し、そしてそれをやり遂げるところが、いかにもアメリカ流である。

雪の方は、もう少し話が簡単である。シカゴの北方へ三百マイルも行くと、加奈陀との国境近いところに、たくさん雪の降るところがある。冬のうちに、それをトラック一杯運んできて、これも低温室の中に貯えておく。シカゴ及びその北方は、冬の数か月の間、ずっと零下十度以下になっているので、運搬は普通のトラックで十分である。日本で問題になる雪は、大部分湿雪で、水分を含んでいる。そういう雪の性質を調べるには、現地へ行くより仕方がない。運んできて、低温室の中に貯えておくと、水分が凍って、まるで別の雪になってしまう。しかしアメリカの場合は、グリーンランドにしても、アラスカにしても、問題となる雪は全くの乾雪で、雪温も零下数十度である。これは全くの氷の粒の集りであるから、低温室の中に貯蔵しておいても、蒸発を防ぐようにしておけば、性質はそう変らない。