일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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アラスカのひょうが

中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면

아오조라 문고

それでアメリカの雪の研究の方が、日本の場合と較べて、ずっとやさしい。

シカゴ郊外の住宅地域に、この研究所が建てられたことは、私たちには、たいへん有難かった。ウィネッカの町は、木の多い町で、夏の間は、町中が森になっている。ほとんどが、樫や楢のような落葉樹で、冬になると、葉は皆落ちてしまう。しかし細い枝が、網の目のように空を蔽っている冬の大木の姿には、また別の美しさがあった。

外の気温は、零下二十度にも下っているが、家の中は、春のような暖かさである。家によっては、夏くらいにしているところもあって、そういうところへ行くと、汗をかいて、ひどい目にあう。よほど大きい家では、スチームを通しているところもあるが、たいていの個入住宅では、重油を焚く熱風煖房である。

私たちは、あまり暑いのには馴れていないので、袷くらいの温度にしていた。しかしたいていのアメリカの家では、八十度くらいにしているので、夫人たちは、冬でも夏とほとんど同じ着物を着る習慣になっている。その代りオーバーだけは、毛皮か、人造毛皮の、暖かいものを着る。毛皮のオーバーなどというものも、アメリカの中流階級の生活状態では、贅沢品というよりも、むしろ一種の必需品である。