후리가나로 읽는 일본 고전
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アラスカのひょうが
中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면
陸の大洋
しかし北満の永久凍土地帯では、その可能性は考えられない。同じく永久凍土層と言っても、シベリアの北部ではその厚さが非常に厚く、南に下るに従って薄くなっている。このレンズ型の凍土層は、その終辺近い北満奥地附近ではずっと薄く、温度もまた高くて、零下といってもほとんど零度に近い値を示している。一万年前の友人に遭う希望はまず棄てなければならない。
陸の大洋
黒河への旅は、凍土地帯への一種の憧憬に近い感じを、私の頭に残したようである。翌年の九月には、ハイラル奥地の本当の永久凍土地帯へ夏の旅をすることになった。
夏といっても、この地方では本当は秋であって、凍土層の表面から融解が十分進行した頃を見はからって、発掘調査をしようというのである。同行のS君は数年前から私の凍上の研究の助手をつとめているので「凍土屋」の七つ道具をすっかり携えて持参してくれた。
満鉄のS氏に案内されて、ハルビンから満州里行のいわゆる国際列車に乗り込むと、何となく気配がちがっている。ちょうど国境の情勢が緊張していた時だったので、そのせいもあるのであろう。
牙克石という名もない小駅で下車して、それから北の草原地帯へは乗り物はトラックだけである。