일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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アラスカのひょうが

中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면

아오조라 문고

S氏の説明によると、この陸の大洋が実はこの奥地にいるロシア人や満人の牧場なのである。勿論天然の牧場であるが、牛を何千頭何万頭と持って、この草原に放牧しておくと、それが自然繁殖をしていくらでも殖えて行くのだそうである。なるほどその説明のように、やがて牛の大群に遭った。私は驚いていると、S氏は「これくらいの牛はせいぜい二、三千頭くらいのものですよ」と一言に片付けてしまった。

不思議なのはこの道路である。まさか牛のために作ったものではなかろうが、人間のためとすると、誰のためかが疑問なくらいである。通る人がほとんどないようなこの土地に、これだけの道路を作るには、何か理由があるのであろうが、何よりも私にはこの十年間の満州の実力の充実が感ぜられた。

二時間くらい走ると、さすがに道路も狭くなり、やがてトラックは道路を離れて、草原の中に入る。草原はこの附近へくると、砥のように平らになり、その中の踏分道をトラックは前よりも凄まじい速力で走る。勿論トラックでの踏分道である。

昼食後間もなく出発したのであるが、高緯度のこの土地では、もう夕暮が近づき、寒さがだんだん身に浸みてくる。