일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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アラスカのひょうが

中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면

아오조라 문고

一・九から始めて、刻々に絞りをかけて、三十まで絞っていくと、このほうで二百五十倍近くの光の変化に応ずることができる。露出のほうで六秒から二秒まで、三倍受けもっているので、けっきょく明かるさが、初めの七百五十倍にまで変化する間の現象が、同じ明かるさに写ることになる。

六秒の露出をするというと、特殊のカメラが必要なので、シェファーの考案による新しいカメラと、いま一つは普通の微速度カメラと、二つを送ってきた。日出後は、普通のカメラに切り換えるのである。この二つを使って、総計二千二百フィートの撮影をした。一秒二十四こまの普通廻転に換算すると、時間的には、十五万フィートの撮影に相当する。この間、刻々と露出時間または絞りをかえていくのであるから、なかなかたいへんな仕事である。幸いに同行の菅谷君は、他人のできないことをするのが好きなので、一人でぜんぶ、この撮影を引き受けてくれた。

日の出前の撮影は、六時頃から始めるが、そのころは周囲はまだ真暗で、東の地平線だけが、僅かにほの明かるくなっている。気温は零度付近で、風はたいてい十メートルくらいである。大した悪条件でもないように思われるかもしれないが、ここの気圧は平地の三分の二しかないので、酸素不足のために、寒さがひどく身にこたえる。