후리가나로 읽는 일본 고전
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あかくら
中谷宇吉郎集 第一巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第一巻(あかくら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,056자 · 223화면
二六 赤い蛇腹の写真器
といってニヤリとされたことがあった。
二六 赤い蛇腹の写真器
大正十四年の一月のある土曜日のことである。丁度その頃ある方面の委託実験が大分面白くなって、先生もその時は珍しく興奮してその仕事に熱中されていたのであったが、その仕事も大体の見通しがついて幾分ホットした頃のことである。実験用に写真器のシャッターが一つ要るので、それを買いにA商店へ先生と皆で出掛けるという騒ぎなのである。今から考えてみると随分貧弱な話であるが、その頃はシャッターまで委託の研究費で先生御自身買いに出掛けられたものであった。
朝その話があって、午後になってもまだ私とY君とは、その方面から借りた無電機のアンテナを雪の積っている屋上に張り廻していた。先生がのっそり屋上へ顔を出されて、「写真屋へはどうします、手が空いたら行きましょう。僕は下で校正をしているから、手が空き次第きてくれ給え」といって寒むそうにして下りて行かれる。Y君は「やあ、先生珈琲がのめないかと思って心配しておられるぞ」と大急ぎで片付けてしまう。
それでは参りましょうという段になると、先生は例の微笑を浮べながら、同室のM君達に、「どうです、諸君も」