일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

けんのよんくんし

剣の四君子・日本名婦伝

吉川 英治

吉川 英治의 剣の四君子・日本名婦伝(けんのよんくんし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 150,635자 · 306화면

아오조라 문고

「えっ。……では、上泉秀綱殿ではありませんか」

「御存じか」

「近頃、兵家のあいだでは、恐らく知らぬ者はございますまい」

「それにしては、寔に謙譲なお人がらではある」

「その伊勢守殿と、御僧はどこでお会いなされましたか」

「わしの寺で」

「ほ。何として?」

「訪ねて御座られたのじゃ。その前に、伊勢の太の御所――あの北畠具教卿を訪ねられ、具教卿より、奈良へ渡られたら、胤栄という変な坊主といちど会って御覧なされと聞いて来られたらしい」

「ああ。残念なことをしました」

「なぜな?」

「会い難い御仁に会える機を逸したではございませんか」

「そんなことはない。まだ当分は、わしの寺に遊んでおるというている」

「や。まだ御滞在ですか」

「いつでも御案内して参ろう。柳生城の当主宗厳どのにも、兵法の道には執心と、ゆうべも何かの折、おうわさしたところ、一度は御見に入りたいものと、伊勢どのにも云われてござった」

「何の、自分こそ、願うてもない倖せ、おさしつかえなき日を仰せ下されば、当方より出向くのが礼儀。御内意を聞いておいてください」

「よろしい。さっそく、寺へ戻ったら伝えてみましょう」

ところがその翌日、胤栄から折返して来た使いの手紙によると、伊勢守がいうには、自分は、武田家の客臣ではありまた、兵法修行のため遊歴中の身である。