후리가나로 읽는 일본 고전
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
徳富 蘇峰의 吉田松陰(よしだしょういん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,622자 · 269화면
満坐の方も果してその覚悟あるや。余が如きは不肖ながら、一旦外患の迫るにおいては、一死以て君に酬い、武門の面目を辱めざるべし。この心日光廟も、弓矢八幡も照覧あれ」と。将軍矍然たり、衆みな黙然たり。ただ彼が同僚阿部伊勢守は、涙眼以て答えて曰く、「委細承知仕りぬ」と。彼は弘化元年六月二十一日に出で、同二年二月二十二日を以て去る。この人一たび去りて、幕閣また済時の宰相なし。
外交の急迫は、櫛の歯を挽くが如し、和蘭の使節も来れり、忠告書をも受取れり。黒船の影は日一日より重くなれり、然れども幕閣は、閑々然として泰平を粧えり。嘉永五年に到りては、和蘭事務官は、明年において米国軍艦が、和親条約締結の目的を以て、その使節を乗せ来る警報を伝えたり。然れども首相阿部伊勢守を始めとして、幕閣は半信半疑にこれを放擲し、さらに何の準備もなさざりき。而して果然嘉永六年六月三日米国軍艦は、舳艫相銜み、忽然として天外より江戸湾の咽吭なる浦賀に落ち来れり。六無斎子平が、半世紀前に予言したる夢想は、今や実現せり。同六日米艦本牧に入る、幕閣みな震う、会議夜に徹して、さらに定まれる廟算なし。