일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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よしだしょういん

吉田松陰

徳富 蘇峰

徳富 蘇峰의 吉田松陰(よしだしょういん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,622자 · 269화면

아오조라 문고

何となれば天皇必らずしも国家を統治せず、将軍必らずしも軍務の総督官のみならず。名においては諸侯みな天皇の臣なれども、実においては将軍の臣なり。かくの如く名実相違、自家衝突の中において、自から円融活滑の制をなしたるものなれども、外に対する点においては、かかる雑駁にして錯綜したる非論理的政制の甚だ不都合なるは、余儀なき次第といわざるを得ず。例えば誰が主人やら、家族やら、訳けの分らぬ所に面白味あれども、客に接する場合においては、主人相い識らざる家は、客も迷惑なるべく、此方も迷惑なるべし。苟くも事勢を揣摩するものは、天子親政の禁ずべからざる、藤田東湖を俟ちて、而して後これを知らざるなり。然らば則ち吾人は決して当時の幕閣の自からその利器を人に渡したるを怪しむべからざるなり。

吾人は阿部伊勢守を以て、庸相というべからず。彼は夏日恐るべき水野の後を承け、冬日親むべき政略を取れり。如何に彼が大奥の援引によりてその位を固うしたるにせよ、如何に彼が苟安を偸取したるの譏りは免るべからざるにせよ、如何に因循姑息の風を馴致し、また馴致せられ、弊船に坐して深淵に下るに一任したるにせよ、彼は少くとも大臣たるの器を具えたるを許さざるを得ず。