일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

よあけまえ

夜明け前

島崎 藤村

島崎 藤村의 夜明け前(よあけまえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 205,629자 · 408화면

아오조라 문고

三

黒船は、実にこの半蔵の前にあらわれて来たのである。

三

その年、嘉永六年の十一月には、半蔵が早い結婚の話も妻籠の本陣あてに結納の品を贈るほど運んだ。

もはや恵那山へは雪が来た。ある日、おまんは裏の土蔵の方へ行こうとした。山家のならわしで、めぼしい器物という器物は皆土蔵の中に持ち運んである。皿何人前、膳何人前などと箱書きしたものを出したり入れたりするだけでも、主婦の一役だ。

ちょうど、そこへ会所の使いが福島の役所からの差紙を置いて行った。馬籠の庄屋あてだ。おまんはそれを渡そうとして、夫を探した。

「大旦那は。」

と下女にきくと、

「蔵の方へおいでだぞなし。」

という返事だ。おまんはその足で、母屋から勝手口の横手について裏の土蔵の前まで歩いて行った。石段の上には夫の脱いだ下駄もある。戸前の錠もはずしてある。夫もやはり同じ思いで、婚礼用の器物でも調べているらしい。おまんは土蔵の二階の方にごとごと音のするのを聞きながら梯子を登って行って見た。そこに吉左衛門がいた。

「あなた、福島からお差紙ですよ。」

吉左衛門はわずかの閑の時を見つけて、その二階に片づけ物なぞをしていた。