일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ことうのおに

孤島の鬼

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 孤島の鬼(ことうのおに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 181,795자 · 359화면

아오조라 문고

単調な浪の音の外には、島全体が死んだ様に静まり返って、見渡す限り人影もなく、白っぽい小石道に、夏の日がジリジリと焦げついていた。

その時、極く間近い所で咳払いの音がして、私の夢見心地を破った。振向くと、小屋の窓に一人の老人が寄りかかって、じっと私の方を見つめていた。思い出すと、それは、私達がこの島に着いた日、この辺の岸にうずくまって、諸戸の顔をジロジロと眺めていた、彼の不思議な老人に相違なかった。

「お前さん、諸戸屋敷の客人かな?」

老人は私が振向くのを待っていた様に話しかけた。

「そうです。諸戸道雄さんの友達ですよ。あなたは道雄さんを御存じでしょうね」

私は老人の正体が知り度くて、聞返した。

「知ってますとも、わしはな、昔諸戸屋敷に奉公して居って、道雄さんの小さい時分抱いたり負んぶしたりした程じゃもの、知らいでか。じゃが、わしも年をとりましたでな。道雄さんはすっかり見忘れておいでの様じゃ」

「そうですか。じゃ、なぜ諸戸屋敷へ来て、道雄さんに逢わないのです。道雄さんもきっと懐かしがるでしょうに」

「わしは御免じゃ。いくら道雄さんに逢い度うても、あの人畜生の屋敷の敷居を跨ぐのは御免じゃ。