후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ことうのおに
孤島の鬼
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 孤島の鬼(ことうのおに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 181,795자 · 359화면
岩屋島
諸戸は流石に、その点に触れることを恐れたのである。
だが、私の弱い心は、その時、三重の人殺しという血腥い事柄丈けでヘトヘトに疲れ果ててそれ以上の悪業を考える余地がなかったのか、これまでの凡ての事情を綜合すれば、当然悟らねばならぬその事を、不思議と少しも気附かなんだ。
岩屋島
相談が纏まると、私達は何よりも先ず、神田の洋食屋の二階の、額の中へ隠して置いた、系図帳と双生児の日記のことが気掛りであった。
「日記にしろ系図帳にしろ、僕達が持っていては非常に危険だ。暗号文さえ覚え込んで置けば、外のものに別段値打ちがある訳ではないから、一層二つとも焼き捨ててしまう方がいい」
諸戸は、神田へ走る自動車の中で、こんな意見を持出した。私も無論賛成であった。
だが、洋食屋の二階に上って、心覚えの額の破れ目から手を入れて探って見ると、どうした事か、その中は空っぽで、何の手答えもない。下の人達に尋ねても、誰も知らぬ。第一昨日からその部屋へ這入った者は一人もないとの答えであった。
「やられたんだ。彼奴は我々の一挙一動を、少しも目を離さず見張っているんだ。あんなに注意したんだがなあ」