일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ことうのおに

孤島の鬼

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 孤島の鬼(ことうのおに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 181,795자 · 359화면

아오조라 문고

多分諸戸は、今その明かずの部屋を開いて、この一群の生物に自由を与えたのであろう。彼等は夫々の仕方で、喜びの情を表わし、諸戸になついている様に見えた。

顔半面に墨を塗った様に毛の生えた、俗に熊娘という片輪者がいた。手足は尋常であったが、栄養不良らしく、細々と青ざめていた。何か口の中でブツブツ云いながら、それでも嬉し相に見えた。

足の関節が反対に曲った蛙の様な子供がいた。十歳ばかりで可愛い顔をしていたが、そんな不自由な足で、活溌にピョンピョンと飛び廻っていた。

小人島が三人いた。大人の首が幼児の身体に乗っている所は普通の一寸法師であったが、見世物などで見かけるのと違って、非常に弱々しく、くらげの様に手足に力がなくて、歩くのも難儀らしく見えた。一人などは、立つことが出来ず、可哀想に三つ子の様に畳の上を這っていた。三人共、弱々しい身体で大きな頭を支えているのがやっとであった。

薄暗い長廊下に、二身一体の双生児を初めとして、それらの不具者共が、ウジャウジャとかたまっているのを見ると、何とも云えぬ変な感じがした。見た目は寧ろ滑稽であったが、滑稽な丈けに、却ってゾッとする様な所があった。