일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たいらのまさかど

平の将門

吉川 英治

吉川 英治의 平の将門(たいらのまさかど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 232,193자 · 463화면

아오조라 문고

「それでは、親御の伏見掾も、兄者人へ、嫁がせたいと希い、桔梗どのも、兄者人を、想うているわけでございましょうに」

「ま。……そうなのだ」

将門は、顔を赤くした。弟たちに、自惚れと笑われもしまいかと、遠慮がちな頷き方をした。

「――ならば、何を、さは、御躊躇なさることがありましょう。扶や隆へ、うまく、いいわけのつくように、翁が、考えた通りの手段を、兄者人が、さっそく、実行しておしまいになれば、それまでの事でしょう」

「いや、おれの惧れるのは、それから先だ。――何といっても、源護一家は、新治、真壁、筑波三郡にわたる常陸源氏の宗族だ。坂東一帯にも、数少ない大族ではあり、嵯峨源氏の与党も各地にもっている」

「だって……兄者人。恋でしょう、問題は。いくら嵯峨源氏の嫡男でも、女ひとりに、そんな表立った権力を振えもしますまい」

「……が、なあ弟。あいにくと、その護の女二人までが、おれたちの叔父共へ、嫁いている。ひとりは良兼どのの室。ひとりは良正どのの内室へ」

「縁は、どうつながっていようともです。――では、兄者人は、桔梗どのを、想い切れるのですか」

「きれない……」

将門は、眼をつむった。