일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しそうとしてのぶんがく

思想としての文学

戸坂 潤

戸坂 潤의 思想としての文学(しそうとしてのぶんがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,809자 · 408화면

아오조라 문고

ここでは偶然論は、必然主義と思しきものに対立する偶然主義に帰着することになる。そこでハイゼンベルクの不確定性の原則などが証人に引き出されたり何かするのである。

尤もリアリズムと之に対立するロマンティシズムとに就いては、今日多くの異論が並び行なわれていることを無視出来ない。併し今日、文学の方法としてのリアリズム一般に就いては任意の立場から之を問題にすることは文学理論上決して有効な仕方ではない。まして思いつきに過ぎないような何々リアリズムなどはそれ自身が問題になる類のものではない。意味のあるのは、所謂社会主義的リアリズムと、之をめぐる一連のリアリズム論(プロレタリア・リアリズムを再び提唱する者もあれば否定的リアリズムとか反資本主義的リアリズムというものを提案する者もいるが)とである。ここで凡そリアリズムなるものは唯物論という思惟方法に対応する処の文学方法として初めてその意味を受け取る。今日、リアリズムという観念のもつ一般的な科学的な核心がここに客観的に存するのである。

こうしたリアリズムの哲学的な定位に基いて、ロマンティシズムという観念も亦客観的に定位を与えられなくてはならぬ。