일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しそうとしてのぶんがく

思想としての文学

戸坂 潤

戸坂 潤의 思想としての文学(しそうとしてのぶんがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,809자 · 408화면

아오조라 문고

但しここで創作活動が作家の実践に他ならぬ、と云っただけでは、済まされないのであって、芸術に於ける実践、主体の問題は、芸術家としての社会人の問題ではなくて逆に、社会人としての芸術家の問題なのである。

芸術が本当の芸術性を有つことは芸術が本当に社会性を、即ち本当の大衆性を、有つことだ。芸術的真理感(やや不正確だが之を美意識と呼んでもいいが)が元来社会的感情であることは、ギュイヨーさえが天才的に指摘している処だからである。而もギュイヨーはテーヌの客観主義自然主義に反対して芸術に於ける主体の問題を前面に押し出した批評家であった(尤も彼は主体の問題を天才の問題によってすり替えて了ったのだが)。芸術の価値はだから思想の価値に帰着するのであるが、併し思想の価値はそのシンギュラリティーにあるのでなくて正にその普遍性に、即ちその社会的生命にあるのである。独創性乃至個性というのはこの普遍性乃至社会性の主体的な獲得の高度を示すものに他ならない。だから芸術に於ける主体の問題、芸術家の主観的な立場の問題は、この社会的真理を持った思想を、芸術的に、如何に主体化するかの問題なのだ。