후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
みっつのあざ
怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集
小酒井 不木
小酒井 不木의 怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集(みっつのあざ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 196,140자 · 396화면
現今の犯罪学者は、口を揃えて、拷問ということを排斥して居ります。たといそれが精神的拷問であっても、やはり絶対に避くべきものであると論じて居ります。尤も、拷問ということは、無辜のものを有罪とし、有罪のものを無辜にするからいけないというのが主要な論拠でありまして、従って、グロースやミュンスターベルヒの考案した心理試験をも、拷問と同じだからいけないと批評して居りますが、若し容疑者が真犯人であったならば、大に精神的苦痛を与えてやらねばならぬと私は考えたのであります。つまり、真犯人が容疑者となって居る場合には、精神的拷問は欠くべからざるものだと思いました。
然し、真犯人が果して容疑者となって居るか否かということはもとより誰にもわかりません。そこで私は、容疑者が真犯人である場合にのみ、精神的拷問となり、真犯人でない場合には、同じ方法を講じても、少しも精神的拷問にはならぬという手段を発見しなくてはならぬと思いました。ところが、熟考の結果、この問題は比較的容易に解決されることを知ったのであります。
第一に私は、殺された死体を、法医学教室で、直接、容疑者に見せて、そのときに、その容疑者に起る生理的変化を観察してはどうだろうかと考えました。