후리가나로 읽는 일본 고전
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「しなゆうき」
支那游記
芥川 竜之介의 支那游記(「しなゆうき」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,859자 · 105화면
その外雅叙園でも、杏花楼でも、乃至興華川菜館でも、味覚以外の感覚は、まあ満足させられるよりも、ショックを受けるような所ばかりである。殊に一度波多君が、雅叙園を御馳走してくれた時には、給仕に便所は何処だと訊いたら、料理場の流しへしろと云う。実際又其処には私よりも先に、油じみた庖丁が一人、ちゃんと先例を示している。あれには少からず辞易した。
その代り料理は日本よりも旨い。聊か通らしい顔をすれば、私の行った上海の御茶屋は、たとえば瑞記とか厚徳福とか云う、北京の御茶屋より劣っている。が、それにも関らず、東京の支那料理に比べれば、小有天なぞでも確に旨い。しかも値段の安い事は、ざっと日本の五分の一である。
大分話が横道に外れたが、私が大勢美人を見たのは、神州日報の社長余洵氏と、食事を共にした時に勝るものはない。此も前に云った通り、小有天の楼上にいた時である。小有天は何しろ上海でも、夜は殊に賑かな三馬路の往来に面しているから、欄干の外の車馬の響は、殆一分も止む事はない。楼上では勿論談笑の声や、唄に合せる胡弓の音が、しっきりなしに湧き返っている。私はそう云う騒ぎの中に、瑰の茶を啜りながち、余君穀民が局票の上へ健筆を振うのを眺めた時は、何だか御茶屋に来ていると云うより、郵便局の腰掛の上にでも、待たされているような忙しさを