후리가나로 읽는 일본 고전
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「しなゆうき」
支那游記
芥川 竜之介의 支那游記(「しなゆうき」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,859자 · 105화면
五 名勝
まことに天下の女の為には気の毒千万なる諷刺劇と言うべし。――と言えば劇評位書けそうなれど、実は僕には昆曲の昆曲たる所以さえ判然せず。唯どこか京調劇よりも派手ならざる如く感ぜしのみ。波多野君は僕の為に「※子は秦腔と言うやつでね。」などと深切に説明してくるれど、畢竟馬の耳に念仏なりしは我ながら哀れなりと言わざるべからず。なお次手に僕の見たる「胡蝶夢」の役割を略記すれば、荘子の細君――韓世昌、荘子――陶顕亭、楚の公子――馬夙彩、老胡蝶――陳栄会等なるべし。
「胡蝶夢」を見終りたる後、辻聴花先生にお礼を言い、再び波多野君や松本君と人力車上の客となれば、新月北京の天に懸り、ごみごみしたる往来に背広の紳士と腕を組みたる新時代の女子の通るを見る。ああ言う連中も必要さえあれば、忽――斧は揮わざるにもせよ、斧よりも鋭利なる一笑を用い、御亭主の脳味噌をとらんとするなるべし。「胡蝶夢」を作れる士人を想い、古人の厭世的貞操観を想う。同楽園の二階桟敷に何時間かを費したるも必しも無駄ではなかったようなり。
五 名勝
万寿山。自動車を飛ばせて万寿山に至る途中の風光は愛すべし。されど万寿山の宮殿泉石は西太后の悪趣味を見るに足るのみ。