후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,758자 · 383화면
のごとく早く移り変りゆく時勢にあって人寿一代の限りある身をもち、いったいどれほどな業ができると思いおるぞ。秀吉には到底、そんな暇はない。――醍醐と書くべきところを、大五といたしても、たいがい、書面をうける方の者には、読み心があるゆえ、用向きの見当はつくであろう。……それでいいのだ。今の世はな」
「なるほど。承れば、まことにごもっともで」
「苦しゅうない。あれでいい。――見ろ、もう最前の使いが、どうやら返辞を持って帰って来たらしいぞ」
こんな日常の心事だった。大村由己はまもなく、故信長の葬儀を紫野に執行のため、織田有縁の近親や諸州の遺臣に、その期日参列の場を報ずる会状の代筆に多忙を極めた。
むらさき野
何か盛儀が行われれば洛中洛外は賑わい立つ。そして労銀が下層にまでゆき渡るほど、町々の灯や炊煙にも、庶民の謳歌があらわれてくる。
この秋。紫野において執り行われるという故信長の葬儀と十七日の大法事は、どれほど貧しい者たちに、事前の布施となったかしれなかった。
六月以来、本能寺、山崎と打ちつづいた戦乱に、家を失い、職に離れ、なお屋根も壁も持たない人がたくさんいた。