일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あらじょたい

日本の文学 9 徳田秋声(一)

徳田 秋声

徳田 秋声의 日本の文学 9 徳田秋声(一)(あらじょたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 346,393자 · 692화면

아오조라 문고

三十三

花札の音が夜遅くまで、籠った部屋に響いた。

三十三

去年薬くさい日本橋で過した初夏を、お庄は今年築地の家で迎えた。浅草から荷物を引き揚げて来たころから見ると、叔父の体は一層忙しくなっていたし、家も景気づいていたのだ。お庄も叔父が見立ててくれた新しい浴衣などを着せられて、夕化粧をして、叔母と一緒に鉄砲洲の稲荷の縁日などへ出かけた。

叔母はどこへ行っても、気の浮き立つというようなことはなかった。好きな芝居を見に行っても、始終家のことを気にかけていた。お庄は倹約家の叔母が、好きな狂言があるとわざわざ横浜まで出向いてまで見に行くのを不思議に思った。たび重なると叔母は袋へ食べ物などを仕入れて行ってお庄と二人で大入り場で済まして来ることもあった。

家にいると、仕立てものをするか、三味線を弾くかして、やっと日を暮したが、そうしていてもやはり心が淋しそうであった。

「私は子がないので真実につまらない。」お庄と二人で裁物板に坐っている時、叔母は気が鬱いで来るとしみじみ言い出した。

「お庄ちゃんを貰って養子でもしようかね。」叔母は時々そんなことも考えた。そして親身になって着物の裁ち方や縫い方を教えた。