후리가나로 읽는 일본 고전
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あらじょたい
日本の文学 9 徳田秋声(一)
徳田 秋声
徳田 秋声의 日本の文学 9 徳田秋声(一)(あらじょたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 346,393자 · 692화면
「私がせッせと骨を折って、家を始末したって、これじゃ何にもなりゃしないわね。」と、叔母は散らかったそこらを取り片着けているお庄に零すともなく溜息をついた。
お庄は前に茶屋の店頭でちょっと口を利いたことのあるその女が、手土産に持って来てくれた半衿を、しみじみ見ることすら出来ずにいた。半衿は十六のお庄には渋過ぎるくらいであったので、お浜は、最中の折と一緒に取次ぎをしてくれたお庄の前に差し出してから、年を聞いて惘れていた。
「それじゃいけませんでしたわね。」と、お浜は幾度もいいわけをしていた。
日光の方でさんざんの失敗を演じてから、叔父は借りの溜っている洲崎の方へは寄り着きもしなかった。女にも厭気がさしていたので、河岸をかえてちょくちょく烏森の方へ足を運びはじめていた。
「お立替えの分なぞはどうでもよござんすから、ちっと入らして下さいよ。このごろまたいい花魁が出ましたから。」と女は如才なく店の閑なことを零した。
叔父は自分の病気のことや、暮で会社の忙しいことなどを大げさに言い立てていた。お浜はお庄にも、いろいろの話をしかけて、今度遊びに来るなら、大八幡を案内して見せるなどと、愛想を言いながら出て行った。