후리가나로 읽는 일본 고전
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あらじょたい
日本の文学 9 徳田秋声(一)
徳田 秋声
徳田 秋声의 日本の文学 9 徳田秋声(一)(あらじょたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 346,393자 · 692화면
三
武骨らしいその婆さんは、あまり東京慣れた風もなかったが、すぐに荒れていた台所へ出て、そこらをきちんと取り片づけた。そして友達の伯母さんと一緒に、糠味噌などを拵えてくれた。
晩飯には、青豆などの煮たのが、丼に盛られて餉台のうえに置かれ、几帳面に掃除されたランプの灯も、不断より明るいように思われた。
ここに寝泊りをしていた友達と、笹村はぼつぼつ話をしながら、箸を取っていた。始終胃を気にしていた彼は燻んだような顔をしながら、食べるとあとから腹工合を気遣っていた。
すぐに婆さんに被せる夜の物などが心配になって来た。友達は着ていた蒲団を押入れから引き出して、
「これを着てお寝みなさい。」と二畳の方へ顔を出した。
婆さんは落着きのない風で、鉄板落しの汚い長火鉢の傍に坐って、いつまでも茶を呑んでいた。
「いいえ私は一枚でたくさんでござんす、もう暑ござんすで……。」
三
笹村の甥が一人、田舎から出て来たころには家が狭いので、一緒にいた深山という友人は同じ長屋の別の家に住むことになった。いかなる場合にも離れることの出来なかった深山には、笹村の旅行中別に新しい友人などが出来ていた。