후리가나로 읽는 일본 고전
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あらじょたい
日本の文学 9 徳田秋声(一)
徳田 秋声
徳田 秋声의 日本の文学 9 徳田秋声(一)(あらじょたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 346,393자 · 692화면
夜もおちおち眠らないらしいその顔が、げっそり肉が落ちていた。
「私にくれるお金を、その人にくれて手を切らして下さい。」
お柳はそう言って、肯かなかった。
「そんならその人を、自宅へつれて来ておけばいいじゃありませんか。」
お柳はそこまでも、終いに気が折れて来たのであった。
お柳のそうした苦悶を、お増は自分の胸にも響けて来るように感じた。お千代婆さんの家や、途中などで、二度も三度も見かけたことのある、お柳の蒼白い顔や、淋しい痩せぎすな後姿などが、まざまざ目に浮んで来た。
「やっぱりあなたが悪いんですよ。」
お増は浅井の顔を眺めながら、そう思った。どんなことにも驚かないような優しい浅井の目は、怜悧そうにちろちろ光っていた。
「兄貴ですか。そうさね。」小林はお増の顔を眺めて、
「かれこれ私くらいの年輩でしょう――四十七、八だね。収税吏もあまりいいところじゃないらしいよ。一度御馳走でもして、金の顔を見せさえすれば、それは請け合って綺麗に纏まる。金のほしいということは、ありあり見えすいているんだ。」
「お金はみんなその人の懐へ入ってしまうんでしょう。」お増は訊いた。
「どうせそうさ。